南米発のクラシック

グスターボ・ドゥダメル指揮、シモン・ボリバル・ユースオーケストラ。
え、ベネズエラの若者のオケ? とバカにしちゃいけません。

ベートーヴェンやマーラーの録音につづいてのこのアルバム、
「フィエスタ!」というアルバムタイトルどおり、実に楽しい演奏です。

ドゥダメル指揮 シモン・ボリバル・ユース管弦楽団

   ・センセマヤ(レブエルタス)
   ・交響的変奏曲〜マルガルテーニャ(カレーニョ)
   ・平原の真昼(エステベス)
   ・ダンソン第2番(マルケス)
   ・弦楽のための組曲第1番より フーガ・コン・バハリージョ(ロメロ)
   ・組曲「エスタンシア」(ヒナステラ)
   ・パカイリグアの聖なる十字架(カステジャーノス)
   ・ウェストサイド物語より マンボ(バーンスタイン)



作曲者は、、知らない名前が半分以上。
ロメロは、サックス関係者だとラテンアメリカ4重奏曲の作曲者として知られてるかな?

意外なほどスマートでととのったアンサンブル。だけど熱い!
センセマヤでは、ラテンアメリカ的ちょっとアヤシイ雰囲気も絶妙だし
エスタンシアの終曲マランボも"のぞみ号"的疾走感。
この演奏を聴いて「深みが足りない」「貫禄がない」とも言えますが
それを求めることで失ってしまうもの(若さ?)が、ここに確実にあります。

調べてみたら、ベネズエラは青少年の非行防止を目的にした
ユースオーケストラの活動が盛んなのだそうです。
人口3千万人未満の国に、実に2百数十の団体が活動してるとのこと。
(で、実際、非行防止に大いに効果をあげているとのこと!)

それらの団体の優秀奏者選抜による楽団がシモン・ボリバルYOで
参加資格は14歳から25歳、つまり中学生から大学生くらい!?
まあ、日本だってそれくらいの年齢の吹奏楽団やオケはありますけど
経済規模から考えればスゴイことです。音楽立国なんですね<ベネズエラ

指揮者のドゥダメルは1981年生まれ。わっ、若い。
しかも、20代後半にして、このユースオケのみならず、
現在北欧のイェテボリ交響楽団の主席指揮者を務めており
来年にはロサンジェルス・フィルの音楽監督に就任予定だそうです。
ひょえ。この先どう化けるのか、楽しみです。

まずは昨年のプロムスでのゴキゲンな演奏を youtube でお楽しみください。
http://jp.youtube.com/watch?v=QBthQ7lnld0
http://jp.youtube.com/watch?v=WtnjixhvOTU

追加情報。さとなおさんの日記でも、ドゥダメルのことが書かれてます。
  1. 2008/07/11(金) |
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