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[CD] Mobilis Saxophone Quartet "Ligeti-Desenclos-Bozza-Nagao"



「Ligeti-Desenclos-Bozza-Nagao」
Mobilis Saxophone Quartet
Gramora 98937 c.2012
 ・6つのバガテル(G.リゲティ)
 ・4重奏曲(A.デザンクロ)
 ・アンダンテとスケルツォ(E.ボザ)
 ・サクソフォン4重奏曲(長生淳)



それぞれオーストリア、スロヴェニア、日本、クロアチアと異なる国の出身で、2009年にウィーン国立音大のラース・ムレクシュ氏の門下生で結成。2010年に現在の名称となり、2011年にはバンク・オーストリアの Bank Austria ARTIST OF THE YEAR に選ばれるなど目覚しい活躍ぶりです。

1曲目のリゲティのバガテルから、音楽の構造が透き通って見えてくるような端正な演奏に驚きました。続くデザンクロといえばフランス流の華麗なハーモニーの曲という印象をもってましたが、それらの印象を覆しかねないスタイリッシュな演奏。響きは淀みなく、透明度の高い川の流れを見ているかのよう。3楽章のエンディングに向かうクレッシェンドもどこまでも知的で、この曲の演奏にありがちな暑苦しさを感じさせません。こういう解釈はやはりフランス以外の場所で生まれてくるんだなぁ、と感心するばかりです。ボザ、長生の両曲も基本的に同様の印象。

正直に言えば10年ほど前まではオーストリアのサクソフォンのCDなんて、、、という状況ではありましたが、彼らの師にあたるラース・ムレクシュ氏の主宰する Wienna Saxophonic Orchestra がレベルの高い演奏を行なうなど、オーストリアの事情もかなり変わってきているようです。

記事エントリー時点では、現在彼らのサイト(下記リンク参照)で彼らの演奏した「A Song for Japan」を聴くことができます。ジャケットの中央でテナーを構える女性は、尚美出身でウィーン国立音大に留学し現地で活動している岩田亨子さん。日本とそんな縁もあることですし、Mobilis Saxophone Quartet の来日演奏が実現しないものでしょうか。

Link: アマゾン
Link: アマゾン(mp3)
Link: Performer's Official Site
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  1. 2012/05/17(木) |
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[CD] Kenneth Tse "Martyrs for the Faith"



「Martyrs for the Faith」
 Kenneth TSE (saxophone)
 Richard Mark HEIDEL, Ray CRAMER[3], University of Iowa Symphony Band
 ・サクソフォン協奏曲 op.26(P.クレストン) 
 ・殉教のための信念~アルト・サクソフォンとシンフォニック・ウィンズのための(D.D.キャンフィード)
 ・サクソフォン協奏曲(J.チェザム)
 ・サクソフォン協奏曲(I.ダール)


香港出身で現在アイオワ大学の教授を務めるケネス・チェ氏のソロによる協奏曲アルバム。最初と最後にクレストンとダールというアメリカの生んだ二大協奏曲を配置し、今世紀に入ってから書かれた最新の協奏曲2曲を配置するという意欲的なコンセプトです。クレストンにしてもダールにしても、クレストンの2楽章のような叙情的な部分はもちろん、ダールの協奏曲の細かいパッセージまでチェ氏のサクソフォンはどこまでも響きが美しくてため息が出てしまいます。

2曲目のキャンフィードの曲は、2004年のスロヴェニアのサクソフォン・コングレスでチェ氏が初演した曲。ポリカープ、カリグニー、ジム・エリオットの殉教者を楽章タイトルにしており、とてもアクティヴでダイナミック。3楽章目がちょっとコミカルの感じるのはパーカッションの使い方のせいかな。一方チェザムの協奏曲はもっとあっけらかんとしたアメリカンな響きが楽しいです。チェ氏のソロは自由闊達、すごいなぁ。

バックを務めるアイオワ大学シンフォニー・バンドは、大きな破綻は避けられてるものの、例えばクレストンの複合リズムの処理などアンサンブルが怪しいところが何箇所か聴き取れます。またウィンド・アンサンブル編成に書かれた1953年版のダールの協奏曲を、大編成で演奏するのはかなり無理があると個人的には思ってるのですが。。
  1. 2012/05/15(火) |
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[CD] Franco Donatoni 10 Years Later



「F.Donatoni 10 years after」
 Mario MARZI(saxophone), Italian Saxophone Quartet, Lorenzo MISSAGLIA(flute),
 Sandro GORLI cond. Eivertimento Ensemble
 Stradivarius STR33838
 ・Hot~ソプラノ・サクソフォンと6つの楽器のための(ドナトーニ)
 ・Flag~13の楽器のための(ドナトーニ)
 ・Tema~12の楽器のための(ドナトーニ)
 ・Luci~G管フルートのための(ドナトーニ)
 ・Rasch II~サクソフォン4重奏、ヴィヴラフォン、マリンバ、パーカッションとピアノのための(ドナトーニ)



2010年に没したフランコ・ドナトーニの室内楽作品集。コンテンポラリーな作曲家なわけですが、このCD冒頭からウッドベースの繰り出すエイトビートの響きに驚くかも。それも、Hotというタイトルにもかかわらずいきなり熱くなるジャズではなく、思い切りクールに始まり、エンディングに向かって緻密に計算されヒートアップしていきます。そう、このHotという曲はコンテンポラリージャズとして聴くと違和感がないかもしれません。

それ以後の曲もソロ楽器のアクロバティックな動きがあったかと思えば、いくつかの楽器がテュッティで応酬しあったり、とタダの即興的な音楽ではなく、作曲家の意志がきちんと見えてくる作品であることがわかります。ベリオへのオマージュとして1995年に書かれたフルートのためのLuciも、聞いていくうちに変わっていく音列をたどっていくのが楽しくなってきます。

サクソフォン的には最後の RaschII も気になるところ。サクソフォンの響きの塊がうねうね動いたと思えばパーカッションの響きが続き、テンションを維持したまま応酬が続いていきます。スタジオ録音盤ではあるものの、ただ整然と行儀のいい音楽ではありません。

サクソフォンで参加しているマリオ・マルツィ氏とイタリア・サクソフォン4重奏団、コンテンポラリー作品はお手のもの、さすがです。コンテンポラリー作品のアルバムといっても、不思議な和音は出てくるものの晦渋な響きは一切なし、コンサートホールというよりはライヴハウスあたりでこれらの実演で聴いてみたいものです。

Link: アマゾン
Link: アマゾン(mp3)
Link: iTunes(mp3)
  1. 2012/05/08(火) |
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Dan Goble "Mad Dances - American Music for Saxophone and Piano"




「Mad Dances - American Music for Saxophone and Piano」
Dan Goble (saxophone), Russell Hirshfield (piano)
Albany TROY 1251
 ・ホーリー・ローラー(L.ラーセン)
 ・スクーカム組曲(K.J.イサークス)
 ・ソナタ(W.オルブライト)
 ・ソナタ(D.ダイヤモンド)
 ・アクロスティック・ソング~ファイナル・アリスより(D.トレディチ)



1960年生まれでノースコロラド大学・テキサス大学オースティン校を卒業、現在ウェスト・コネティカット州立大学の教授を務めるダン・ゴーブル氏。2001年に師匠主宰のハーヴェイ・ピッテル・サクソフォン4重奏団を離れ、現在はニューヨーク・サクソフォン4重奏団をはじめクラシックからジャズまで幅広い演奏活動を繰り広げています。

このアルバムはタイトル通りアメリカのコンテンポラリー・サクソフォン作品を集めたもので、ブルースのコードではじまるホーリー・ローラー、古典的な構造を複雑かつ堅固に発展させたオルブライトのソナタなど、どれも聴き応えのある曲ばかり。演奏は必要以上に力まず、曲の姿をそのまま描き出しています。もちろん真面目でストイックな演奏なんですが、特に弱奏の部分のリリカルな表現がすてき。けして聴きやすい曲ではないけれど、惹きつけられる魅力を備えた演奏です。

アンコールのように配置された「ファイナル・アリス」からの歌曲のメロディが一層引き立ちます。ゴーブル氏の、もっといろいろな曲の演奏を聴いてみたくなりました。

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Link: iTunes(mp3)
  1. 2012/05/07(月) |
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[ご案内] 5/5 Orquesta de la Canda プラチナサルサ ライブパーティー@六本木

今日のしらこばと音楽団@武蔵浦和マーレ、なんだかとても喜んでいただきました。
演奏者冥利に尽きます (^^/

さて、続いて明日のイベントご案内。
Orquesta de la Canda の演奏で踊ってください♪




5/5 「プラチナサルサ ライブパーティー」
   六本木 トリプルトゥエンティ (Triple Twenty)
   港区六本木5-16-5 インペリアル六本木1 tel.03-3584-0203
   http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13032465/
   Charge \2,000 w/1drink
 Schedule--
 18:45 Open
 19:00 Live 1st Stage
       Orquesta de la Canda
 19:45 DJ Time
 20:45 Dance Performance
       ヒデ&ヒロミ
       パーフェクトサルサプレインターチーム
       NaNa男&なぎさ
 21:00 Live 2nd Stage
       Orquesta de la Canda
 21:45 DJ Time


詳しくは、プラチナサルサのページを参照ください。
http://www.geocities.jp/muraki_syun/salsa-c.html

注:会場が、当初予定していた場所から変更になっています。
  1. 2012/05/04(金) |
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[ご案内] 5/4 しらこばと音楽団@武蔵浦和マーレ

しらこばと音楽団の演奏予定です♪

い つ: 5/4(祝)13:00~、15:00~
どこで: 武蔵浦和マーレ(駅ビル)ステージ
だれが: しらこばと音楽団(今回はサクソフォン4重奏)
なにを: みなさんのよく知ってる曲を
いくら: ただ



お近くの方、どうぞ足をお運びくださいませ。
  1. 2012/05/03(木) |
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