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[CD] 有村 純親(sax) "トロイメライ"



「トロイメライ」
 有村 純親(sax)/松浦 真沙(p)
 Fontec FOCD9600
 2013/5/8-10 コピスみよし(埼玉県)
 ・ソナタ op.120-2(J.ブラームス)
 ・幻想小曲集 op.73(F.シューマン)
 ・サクソフォンとピアノのためのソナタ(P.ヒンデミット)
 ・ソナタ(C.フランク)
 ・トロイメライ(F.シューマン)



あるときは昭和音大や洗足音大、尚美の講師として、あるときは Quatuor B や サクサコール のメンバーとして、そしてあるときはマルゴー君として(謎)活躍中の有村氏のセカンドアルバム。ファーストアルバム「ロマンス」では、この手のアルバムとしてはやや異例のブラームス、シューマンというドイツロマン派を中心とした選曲を堂々と演奏されていて、クラシカル・サクソフォンの可能性を感じさせる内容でした(以前のブログ記事はこちら)。2作目はもっと違う方面の曲を取り上げてくるかな、と思っていたら、再びブラームスとシューマンとは意外です。

今アルバムではシューマンとヒンデミットがテナーで、ブラームスとフランクがアルトでの演奏。ヒンデミットは没後50年を意識されたのかはわからないけれど、一般的にはアルト・サクソフォンで演奏されるこの曲をテナーで演奏しているあたりにこだわりがありそうです。飄々としたメロディがテナーで演奏されると、表情に深みが一層増しますね。もちろんメインのフランクのソナタも渾身の演奏ですが、必要以上に力むことなく、4楽章をきちんと見通した風通しのよい演奏。このきちんと見通した演奏って、サクソフォンの演奏を聴いていると意外と出会わなかったりするんですよね。

トロイメライの演奏はステキなんですが、アンコール的に置かれた曲をアルバムタイトルにしちゃうのはちょっと、、まあそういうのもありかな。。

音楽雑誌等で活躍されている那須田務氏が曲目解説を書かれているのも印象的。洗足音大つながりで依頼されたのか、FONTECレーベルらしいと思ったりするけれど、文章は幅広い音楽知識に裏打ちされていて、クラシックの曲目解説はかくあるべし、と言いたくなります。特にブラームスでの指摘は興味深いです(これは読んでのお楽しみ)。

Link: アマゾン
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  1. 2013/11/28(木) |
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[CD] Luna Soir Saxophone Quartet "LUNA"



「LUNA」
 Luna Soir Saxophone Quartet(小沼 理恵、渡部 瞳、西垣 歩美、石森 裕子)、藤橋万記(perc)
 Private Album
 r.2010/7
 ・パイナップル・ラグ(S.ジョプリン)
 ・ビター・スウィート・サンバ(S.レイク)
 ・マシュ・ケ・ナダ(G.ベン)
 ・ゴスペル・タイム(J.アグレル)
 ・情熱大陸(葉加瀬太郎)


2003年に結成された女性4人によるサクソフォンカルテット、ルナソワール・サクソフォンカルテット。今年は10結成10周年ということで、先日の記念コンサートもおじゃましてきました。コンサートでは前半にクラシカルな曲(作曲家の星出尚志さんもピアノで参加されてました)を、後半はラテンパーカッションが加わってジャズやポップスなどのステージ。技術的に安定しているのはもちろんですが、サウンドが重すぎず軽すぎず、曲やシーンによってさっと響きが変わるあたりが印象に残りました。それにしてもパーカッションが入ると、音楽の推進力が違いますね。私自身もそういう編成のアンサンブルをしばらくやってたことがありますが、この編成がもっと広まってレパートリーも増えてほしいと思うこの頃です。

このミニアルバムも、演奏会の会場で購入したもの。製作は2010年と3年前だけど、音楽の作り方は全く変わっていないですね。長く活動を続けていくのはたいへんだと思いますが、まだまだ活躍されますように。

Link: Performer's Official Site (blog)
  1. 2013/11/18(月) |
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[CD] 佐川 鮎子(sax) "Memorias"



「Memoias」
 佐川 鮎子(sax), 馬場 みどり(piano)
 Flapps Music WNCF-1005
 2013/6/18-19 at Groove Studio
 ・メモリアス(P.イトゥラルデ)
 ・ギリシャ組曲(P.イトゥラルデ)
 ・タンゴの歴史(A.ピアソラ)
 ・むかしむかし(A.ピアソラ)
 ・演奏会用小品~テナー・サクソフォンとピアノのための(J.P.サンジュレー)
 ・チェロとピアノのためのソナタ op.19 第3楽章(S.ラフマニノフ)
 ・スラヴ幻想曲(C.ヘーネ)
 ・無伴奏チェロ組曲第1番 BWV1007より 前奏曲(J.S.バッハ)



佐川さんの2作目のアルバムは、イトゥラルデとピアソラがメインと言っていいでしょう。アルバムジャケットはおそらく情熱的なスペインをイメージされたのでしょう、裏ジャケットも白い建物に青い空の街を歩く佐川さんの姿が印象的です。

最初から最後までテナーというアルバムは意外と少ないのですが、佐川さんのテナーはよく歌います。中音域という特性上、やはりゆっくりした部分での表情が素敵。中でも、ピアソラの「むかしむかし」の、諦めと憧憬が入り混じったようなセンシティヴな表情が、佐川さんの演奏にとてもあっています。

堅めのクラシック曲よりも軽めの曲やポップな曲が多いのは、普段佐川さんがこうした曲の演奏機会が多いこととも関係しているのでしょうね。もっとも、今年(2013年)からサクソフォン4重奏団"OXAS"のメンバーとしての活動もスタートしているので、今後はクラシック寄りの曲の演奏機会も増えてくるのかもしれません。ぜひ実演に接したいものです。

Link: アマゾン
Link: アマゾン(mp3)
Link: Performer's Official Site
  1. 2013/11/07(木) |
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