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暴論 音楽経済論

今の日本のクラシカル・サクソフォン界って、経済学的に考えたら
どうなるんだろう、と、ここ数年漠然と考えていたりします。

ま、お金的側面はあくまで一面でしかないという大前提で。

ここ十数年近くで、日本のクラシカル・サクソフォン界は
その奏者(供給者)の数(量)、質という点では、
量質共に劇的に増え/向上したといえると思います。

では、需要はどうか。

私は、供給の量・質の変化に見合うほどの需要は伸びていないと感じています。

需要側の質は、音楽マーケットのワールドワイド化や
インターネットによる情報ハードルの低減化、そしてなにより
供給側の努力による底上げが大きく寄与し、ある程度伸びています。

では、需要側の量はどうでしょうか。

教育者という点は、そこそこ需要が伸びてるように感じます。
教育現場(中学や高校の部活をイメージ)への楽器別の専門指導は
以前に比べればあたりまえのように行なわれるようになりました。
ただし、長期的にみれば少子化による需要の伸びの鈍化が懸念されます。

ではそれ以外の、演奏者としての需要はどうでしょうか。
多少は増えているとは思いますが、サクソフォンが関係する
クラシックのコンサートがかつてより莫大に増えているとは
とても言いがたいですし、自主的なリサイタルは多くなったものの
マクロに見て供給に見合うほどの需要があるとは思えないのです。
(もちろん、需要を喚起する努力は充分されているし、
 ミクロ的にはそれが成り立っているケースもあります)

もっとマクロに考えれば、対価を払う人がどれだけ増えて/そして
対価がどれだけあがっているか、と考えたほうが、
その伸長の難しさはいっそう明快かもしれません。

そして、以前より質のよい教育を受けてきた奏者たちが増えて
さらに供給者が増えるという(まさに嬉しい悲鳴的)問題もあります。


需要>供給 これは、経済学的に言えばデフレ。
ある意味で、生産性の向上のよるデフレといえるでしょうか。

デフレに陥らず、しかも需要を増やしていくには、マクロ的に考えれば
資本投下の誘導など、需要を何らかの方法で拡大していくしかありません。
(音楽鑑賞優遇税制とか、音楽媒体は非課税、、、なんてね ^^;)

それとも、ある程度の市場規模縮小も辞さず、バランスをとっていくべきか。。
でもそれはさびしいですよね。
いかに、クラシカル・サクソフォンというニッチな市場をバランスよく広げていくか。。


実は私のサイトは、少しでもクラシカル・サクソフォンのCDが
世の中で流通し売れることを期待して作っている側面があって、

 CDが売れる⇔CDが作られる
   ∧
   ∧(購買意欲刺激)
   ∧
 CDの情報を提供する

というスパイラルを期待しています。実際、年間少なくとも百万円以上は
市場に寄与できているようで、その点は、微力ながら
クラシカル・サクソフォンという業界に役立つことができ
嬉しく感じると同時に、今後も寄与できるようがんばらねば、と思う次第です。
(なんだ、自分の立ち位置確認じゃん、、)


以上、不快に思われた方がいたら、申し訳ありません。
うまく言葉で表現できていないところがある点、汲み取っていただければと思います。
ご意見、反論、罵倒、叱咤、コメントいただけると幸いです。
  1. 2007/09/26(水) |
  2. 音楽|
  3. トラックバック:0 |
  4. コメント:8

コメント

国内どころか

 mckenさんのサイトは、世界中で役に立っていると思われます!
英語版だけでも是非!!(^^応援しております♪
  1. 2007/09/26 23:22:38 (水) |
  2. 京青 #71o3AGGg
  3. 編集 ]

興味深く読ませていただきました。

> 年間少なくとも百万円以上は

す、すごいですね…日本の市場規模を考えると、mckenさんが動かす割合は、かなりの大きさを占めるのではないかと推察します。

ちなみに、私自身が一番憂えているのは、需要と供給の"質(中身)"だったりします。特定のものに人気が偏ると、小さくて良いものが淘汰されてしまう…ある意味しょうがないことなのかもしれませんが。
  1. 2007/09/27 17:35:56 (木) |
  2. kuri #-
  3. 編集 ]

ちょこちょこ名前変えるのが芸風なので、わかりにくくてすみません。

儂等hrn.界から見ると、sax.界は恵まれてると思いますよ。だって、クラシック以外にも活躍できる場所が、たくさんあるじゃないですか。
hrn.なんて、クラシックのほかに生きる道ほぼナシですから・・・。
  1. 2007/09/27 21:22:27 (木) |
  2. "酒"臭いオブザイヤー #-
  3. 編集 ]

>京青さん

お元気そうですね!
日本語でさえかなり怪しいサイト(猛爆)ですので、英語版はとてもとても。。ただ、演奏者/曲名リストは、なんらかの形で作ろう、と思い続けて早数年です。
  1. 2007/09/28 00:45:47 (金) |
  2. mcken #-
  3. 編集 ]

>kuriさん

ま、一言でいえば、もっと需要を増やせば供給の量質ともさらによくなってくのでは、と思うわけです。(これも暴論)
暴論ついでに書いてしまうと、日本のクラシカル・サクソフォンのCDは、どうも商業的香りを感じる内容が多くて、もっと奏者の個性や自由が活かされる内容のものを思い切ってリリースしてほしいと思います。これがkuriさんの憂えに対する希望的な意見です。
ちなみに、年間百万が多いかどうかですが、実際にそのうち演奏者に還元されている割合を考えると、また私自身の資本投資が数万円であることを考えると(以下略

  1. 2007/09/28 00:51:19 (金) |
  2. mcken #-
  3. 編集 ]

>"酒"臭いオブザイヤー さん

サクソフォン以外の方のご意見は貴重です。いや、クラシックの管楽器の中では、現状を考えるといろいろと恵まれているのは間違いないと思います。ただ、他の楽器に比べてここ数年で供給量が異常なまでに増えている(日本国内限定)ことが気になってるのです。。
  1. 2007/09/28 00:54:21 (金) |
  2. mcken #-
  3. 編集 ]

供給>需要
これはほんとそうだ!と思いますね。

「クラシックサックス」の演奏を聴きたい人は一般の音楽愛好家というよりもアマチュア演奏家・吹奏楽でサックスをやってる学生が多くを占めておりますから、そこから演奏家を目指す人が出れば供給側がどんどん増えますもの。

リサイタルと銘打ってクラシックサックスをやっている人しか知らない曲目を並べ、必死で集客することの意味を常々考え込んでしまいます。
気軽に新しいものを求めるという性質は日本人にはなかなかないものですから・・・
  1. 2007/09/29 12:55:38 (土) |
  2. もりした #NjDYclhA
  3. 編集 ]

>もりしたさん

プロ奏者の方の貴重なご意見、ありがとうございます。

>気軽に新しいものを求めるという性質は日本人にはなかなかないものですから・・・

ええ、、、難しい問題です。ちょっと言葉が整理できてないので、あらためてコメント追加します。。
  1. 2007/09/30 21:20:26 (日) |
  2. mcken #-
  3. 編集 ]

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