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平野公崇氏のリサイタル

平野氏リサイタル

杜のホールはしもとで行われた、平野公崇氏のサクソフォン・リサイタルを聴きに行きました。
日本のクラシカル・サクソフォン奏者で、即興を演らせたらおそらく
彼の右に出るものはいないでしょう。クラシック奏者の演奏するジャズや
その逆のパターンにありがちな居心地の悪さはまったく感じられません。

本人曰く「名刺代わり」とことわって、いきなり無伴奏現代曲のローバ「ハード」という
反則ワザ。タイトルどおりのパワーで聴き手を煙に巻きます(笑
ピアノの松本氏のソロによるショパン、デュオによるヒンデミットのヴィオラ・ソナタと
息をつく間もないほどの圧倒的なテンションで前半終了。既に平野ワールド全開です。

後半は、ラ・フォリア、主よ人の望みの喜びよ、ゴルトベルグ変奏曲、と
オール・バッハ・プログラム。もちろん平野氏ならではの
インプロヴィゼーションを織り交ぜた演奏なのですが、
バッハの様式を、あるときは境界線を壊しながらも、最終的には
様式の枠に納め、生きている音楽として再現してみせます。
循環呼吸をはじめ超絶技巧のキレも見事というほかありませんが、
それは聴き手のド肝をぬくのが目的ではなく、
演奏者自身を狂気に追い込む手段にすぎません。

ピアノの松本和将氏の演奏は初めて聴きましたが、
ピアノの発する音響空間を大切にする奏者、というのが第一印象でした。
このデュオ、まだまだおもしろい演奏をやってくれそうです。
クラシック以外の音楽に興味を持っている方にこそ、
この平野氏の活動に注目してほしいと思います。
  1. 2008/07/21(月) |
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