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ヴィルトゥオーゾ・コンチェルト

日本を代表するクラシカル・サクソフォン奏者、須川展也氏の新譜がリリースされました。
既に更新済みの本家サイト(http://www.iwakami.ne.jp/~mcken/sax/)より転載。


 曲目
  ・ソプラノ・サクソフォンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲 (マッキー)
  ・BIRDS~アルト・サクソフォンと吹奏楽のための協奏曲 (真島俊夫)
  ・シナモン・コンチェルト~アルト・サクソフォンと吹奏楽のための (エレビー)
  ・バラード (リード)

    須川 展也 (saxophone) 山下 一史 指揮 東京佼成ウィンド・オーケストラ
    エイヴェックス・クラシックス AVCL-25458  2009/1/28-29 キラリふじみ(埼玉県)



サクソフォンと吹奏楽という編成では、2005年以来4年ぶりのアルバム。前のアルバムがやや規模の小さい曲が中心だったのに対して、今回は本格的な協奏曲3曲と実質的なアンコール1曲と、気合の入った内容になっています。須川氏のソロにも佼成ウィンドにもその気合がみなぎっていて、曲の隅々まで張り巡らされた毛細血管にまで生命力が脈づいているのを感じます。

吹奏楽とのバランスのよさが際立っているのがジョン・マッキーのアメリカ人作曲家らしい実にタフな協奏曲。ソロと他の管打楽器のフレーズの受け渡しやアクロバティックなフレーズの応酬、ゆっくりした部分でのバランスのよさに思わず息をのみます。

BIRDSはいかにも真島氏らしい都会的で美しいメロディとモダンジャズを思わせる和音の流れが印象的。ライナーノーツで須川氏は「午後の寛ぎ」をイメージと書かれてますが、私はどちらかといえば仕事が終わって帰宅する通勤電車の中で聴きたいかな。

マーティン・エレビーの協奏曲は、ブルージーなフレーズ満載の2楽章、ノリノリの3楽章といった曲調ですが、熱く歌いつつけして野暮や下品に聴こえないのは須川/山下/佼成のセンスなんでしょうね。よく聴くと正統的な様式で書かれている曲であることもわかってきます。

でも、やはり一番心に染みたのは、美しい響きが淀みなく色を変えて流れ、まるで空を漂う雲をゆっくり眺めているような気持ちになるバラードでした。
  1. 2009/06/01(月) |
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