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異次元体験

昨日のティモシー・マカリスター氏のリサイタルは、異次元体験とでも言うべき衝撃でした。

「ティモシー・マカリスター サクソフォン・コンサート」
ルーテル市ヶ谷 19:00開演
Timothy McAllister(sax), Kathryn Goodson(piano)
Jonathan Wintringham(sax)*

 ・ストリートリーガル(R.エテザディ)
 ・ファンタジア(H.ヴィラ=ロボス)
 ・ヴァイオリン・ソナタ(C.フランク)
 ・ペノンブレスVI(平義久)
 ・アルコッツ(C.アイヴス)[ピアノ・ソロ]
 ・エスケープ・ウィスコンシン(C.バーハンス)[Saxソロ]
 ・舟歌(W.ジャコビ)[2ASax+p]*
 ・ソナタ(W.オルブライト)
 ・(アンコール)ブエノスアイレスの春(A.ピアソラ)
 ・(アンコール)3つの前奏曲より第1番(G.ガーシュウィン)

会場はやや空席があるものの、雲井Qのメンバーの方々を含めたプロの方、コアなサクソフォン・ファンな方々が多くいらっしゃってました。マカリスター氏はジャケット写真などでは若々しくて(実際1972年生まれの38歳)ちょっとワイルドな雰囲気と思ってたのですが、ステージに現れたのはスマートでとても温和そうな出で立ちで、まず驚きました。で1曲目のから軽くジャブとばかりにかっ飛ばした演奏を繰り広げ、ますます驚かされました。息をたっぷり楽器に吹き込んでいるようですが、息に無駄がなく力みもないようで、適度にヴィヴラートがかかった太くてコントロールが効いた音色は、2曲目のファンタジアでますます魅力を発揮、アッパー炸裂。唖然としているうちにストレートパンチ、じゃなかった大曲ヴァイオリン・ソナタ、もちろんパンチが決まって私はノックアウト。偶然月曜日にもこの曲のサックスでの演奏を聴きましたが、いや、普通この曲やったら演奏会終わっちゃいますよ。

後半も、フラジオ音域を含めて音が安定していて、コンテンポラリーな曲も無理なく納得できる演奏を繰り広げていました。ピアノソロのアイヴスも、懐かしい和音とアグレッシブな響きが同居していて素敵。無伴奏サクソフォン・ソロのエスケープ・ウィスコンシンは、ミニマル風の響きがノッていて楽しいです。やぱりこういう曲は生演奏に限りますね。。ラッシャー親子に捧げられたというトリオ曲も不協和音続きながらチャーミング。これだけ演奏して(しかも前日までもハードな演奏やクリニックを続けた上で)さらにオルブライトのソナタをこれだけ圧倒的に演奏するとは、、、いったいどういう体力と精神力なんでしょう。。

アンコールもすべて終わり、ロビーでCDサイン会(笑)。マカリスター氏は一人ひとりと握手し、にこやかに話をしてくれていました。うーん、サービス精神も旺盛、どこまでも温和なイメージ。これまで聴いてきた、日本、フランスのサクソフォン奏者とは全くベクトルの方向が違う(すみません、これ以上うまく表現できません)、すごい力を感じたコンサートでした。演奏された方々に加えて、このコンサートのマネジメントに携わられた方々のご努力に心から感謝します。
  1. 2010/06/18(金) |
  2. 音楽|
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