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Liberation

Liberation


「Liberation」
  Brain Music OSBR27001
  ・リベレーション~シンフォニック・ウィンド・アンサンブルと合唱のための(マスランカ)委嘱作品・世界初演
    楊 鴻泰 指揮 JWECCスペシャル・バンド
  ・アルト・サクソフォンとウィンド・アンサンブルのための協奏曲(マスランカ)日本初演
    雲井 雅人(sax) 仲田 守 指揮 名古屋アカデミック・ウィンズ



吹奏楽で人気の高い、1943年生まれの作曲家マスランカの2作品を収録したライヴ盤。1曲目のリベレーションは、グレゴリオ聖歌「我を解き放ち給え」をベースに展開される、叙事詩のような壮大な作品。心の奥深くから湧いてくるような合唱を前にすると、ただただ謙虚になるしかない自分に気づきます。曲の最後にある長いサクソフォンのソロが、解き放たれた素の心のもつ穏やかさを表しているようで、とても印象的です。

協奏曲のソロは、日本でこの曲を初演するならこの人しかいないと思っていたとおりの雲井雅人氏。それにしても5曲約40分は、管楽器の協奏曲としては体力・精神力の限界ではないでしょうか。心の不安定さを感じさせるような1曲目に始まり、時にバッハの引用をはさみながら、人の心の深みを垣間見つつ、そっと終わっていく5曲目まで(解釈的にあっているかどうかは知りませんが)圧倒的な音楽が展開されていて、途中で息つく間もないほど。この曲は先にオーティス・マーフィー氏のソロの録音を聴いていますが、雲井氏のソロはより人間的な苦悩やあこがれ、ストレートな喜びといった多彩な表情が伝わってくるような気がします。そして、それこそがマスランカ氏の曲の本質じゃないか、と思うのです。
  1. 2010/07/23(金) |
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