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John Cage Works for Saxophone (Vol.3 & 4)

ジョン・ケージといえば。。

多分、現代音楽に興味がある人なら「4'33"」を作曲した人ねー と答えが返ってくるでしょうか。あ、そういえば私の結婚祝いに4'33"のCDをプレゼントしてくれた人もいましたね (^^) もう少し現代音楽オタクな人なら「偶然性の音楽を提唱した人」「プリペイドピアノを作った人」「キノコの研究した人」なんて答えが返ってくるかもしれません。

実は私の知識もこれしかありません。だから、けしてよいケージ作品のよい聴き手ではないかと思いますが、アメリカの mode レーベルからリリースされた「A Cage of Saxophone Volume 3 & 4」を聴いてみました。あ、当然 Volume 3 というからには、Volume 1 や 2 もあるわけで。。


「A Cage of Saxophone Volume 3 & 4」(2CD)
 Ulrich Krieger (sax) and V.A.
  ・パーティー・ピース
  ・Four 6 
  ・カートリッジ・ミュージック
  ・フォンタナ・ミックス(木管低音6重奏のための)
  ・フォンタナ・ミックス(エレクトリック・バージョン)
  ・One 7(ソロ・サクソフォン・バージョン)
  ・4'33"(オープン・ウィンドウ・バージョン)
  ・スカルプチャー・ミュージック
  ・4'33"(スタジオ録音バージョン)



サクソフォンで演奏されるケージの作品といえば、アメリカのコンテンポラリー曲に強いジョン・サンペン氏に捧げられた Four 5 や、ステファン・ヴォルペ氏の追悼のために作曲された Five 4 が有名ですが、ここでは楽器が指定されていない One 7Four 6 が収録されています。

これらの曲は、ケージの作品の中でももっとも抽象的なもので、例えば One 7 は One は 1人の奏者のための7番目の作品、という意味になります。ケージは「タイム・ブラケット」という方法論で曲を書いていて、これは音とそれを演奏する時間域(たとえば1分から1分30秒の間とか)を指定し、実際にそれを奏者がいつ演奏するかは奏者自身の判断できめるというものです。あらためてここで様々なナンバーピースの作品群を聴くと、どの曲も音と音(またはノイズ)の間に沈黙と緊張感があります。4'33"は最初から最初まで演奏音を発しないという過激さゆえどんどん曲解されていったフシがあると思っているのですが、そのポリシーをさらに抽象化・純化していったのがこれらのナンバーピースなのかと察してますが、さて。

アルバムから聴こえてくるのはあちらこちらで立ち上がる音ばかりで、例えばスカルプチャー・ミュージックではすべての楽器の音がマイクで拾われ混ぜられ、ホワイトノイズのように迫ってきたかと思えば次に沈黙が続くという繰り返し。でも、けしてケージの音楽が理解できるようになったわけではないのに、抵抗感は薄れて音を聴き込むようになってしまいました(笑)

ちなみに有名な 4'33" も、オープンウィンドウバージョンと、スタジオ録音バージョンの2種類が録音されているので、聴き比べてみるのも一興でしょう(笑)
  1. 2010/09/13(月) |
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