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TheLastCountry

「The Last Country」

 國末 貞仁(sax) 中村 真理(p) CAFUA CACG-0157
 ・ファンタジー(ベダール)
 ・Down down down(石毛里佳)
 ・プロヴァンスの風景(モーリス)
 ・スカラムーシュ(ミヨー)
 ・天国の月(長生淳)
 ・The Lsat Country(高橋宏樹)


香川出身・東京藝大卒、既に若手サクソフォン奏者として精力的に活動をされている國末氏のファースト・アルバム。この選曲を見たときにまず感じたのが、バランスの良さ。フランス系のクラシカル・サクソフォンの有名なレパートリー(ベダールは正確にはフランス系カナダ人ですが)と、国内の若手~中堅の作曲家によるサクソフォンのオリジナル作品が3曲づつバランスよく收められていrます。実際、CDを聴いてみれば、これも予想どおりバランスの良さが一番印象に残りました。これまで主流だったフランス系の華やかな音色と奏法をベースにしながら、それだけに偏らず確実なテクニックとスタンダードな表現方法が印象に残ります。もちろん、それは無個性ということではなく、若々しさも大胆さも備えつつ、それらが必要以上に前に出過ぎることのないバランスがみごとです。ただの優等生的な演奏とは紙一重ではあるけれど、次々と転調しては表情が変わっていくファンタジーではまるで宝石が角度を変えながら様々な色に輝くのを見ているようです。


日本人による3曲は、三者三様の個性があるのがおもしろいです。どれも調性が明確ですが、自らもサクソフォンを吹くことがあるという石毛氏の作品は、もちろん技巧的な箇所もあるけれども全体としてはリズムが曲の推進力となってあまり演奏上無理なく書かれているのに対して、長生氏の作品は最初から最後で技巧的で散文詩的な響きに支配されています。高橋氏の作品は単刀直入・楽しくて何が悪い!とでも言いたげな内容。楽器用法にも無理がなく、サクソフォンのメロディアスで機動力がある「おいしい」ところをうまく使っています。解説によればチャルダッシュのような曲をという委嘱で書かれているのを見て、やっぱりとうなずいてしまいました。私はやっぱり高橋氏の曲がわかりやすくて好きですね。


高橋氏の曲で終わるので、はじけた演奏も聴きたいなーと思いますが、それなら生の演奏を聴きに行くのが一番いいんでしょうね。


  1. 2010/09/17(金) |
  2. お散歩、おでかけ|
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