スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) |
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-) |
  4. コメント(-)

"Fascinating Rhythm" by Frederick Hemke(sax)




"Fascinating Rhythm"
   Frederick Hemke(saxophone), The Figard String Quartet
   EnF Records 1206-2 (c)2010
-Prekude I
-Someone To Watch Over Me
-A Foggy Day
-Cuban Overture
-Fascinating Rhythm
-Prelude II
-Scenes from Porgy and Bess
-I Got Rhythm
-The Man I Love
-Embraceable You
-Prelude III
--all composed by George Gershwin



ヘムケ氏は1956年にパリ音楽院を卒業、現在もなおノースウェスタン大学の教授職にあり、これまでにシカゴ交響楽団の数多くの録音~例えば小澤征爾の「展覧会の絵」、ストコフスキーの「黄金時代」、マルティノンとショルティの「ボレロ」など~に参加しているので、サクソフォン関係者でなくとも彼の音色を聴いたことのある方は多いことでしょう。

もう70歳を超している(はずの)ヘムケ氏の最新録音は、弦楽4重奏との共演によるガーシュウィン・アルバム。ガーシュウィンといえば、ちょっとジャジーなノリのいい曲を思い浮かべるところですが、ヘムケ氏の演奏はじっくり落ち着いたテンポ。なので、ちょっと聴いただけでは、少し違和感を覚えるかもしれません。楽器のコントロールはさすがに若い頃に比べればやや厳しい箇所もありますが、そんなことはここでは問題ではありません。大きく崩れることはなく、輝かしい音色から紡ぎだされる音楽はこれまでどおり力強さに満ちています。言葉は悪いですが、枯れた味わいの中に魂の輝きを見るようです。若い方には、無理にこの演奏を聴くようおすすめはしません。この演奏を聴いてその内容に自問自答するのは、おそらく40代以上の方じゃないかな、と思ったりして。

ガーシュウィンは38歳の若さでこの世を去ってしまったわけですが、もしガーシュウィンがもっと歳を重ねていたら、このアルバムから聴こえてくるような演奏にふさわしい曲をもっともっと生み出したのではないかな、なんてことも思ってしまうアルバムでした。

ちなみに、ジャケットの絵も、ヘムケ氏自身の手によるものだそうです。まだまだ現役活動を続けられるヘムケ氏のヴァイタリティに驚くばかりです。(昨年来日された際に聴いた演奏も凄かった。。。)
  1. 2011/05/06(金) |
  2. 音楽|
  3. トラックバック:0 |
  4. コメント:0

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック(このblogへの言及があるもののみとさせていただきます。)

トラックバックURLはこちら
http://mcken.blog1.fc2.com/tb.php/1699-b2d92e19
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。