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Klassik & Blue by Nicolas Prost



「Klassik & Blue」
  Nicolas Prost (sax/voise)
 ・協奏曲(A.シャウ)
 ・ニューヨーク・カウンターポイント Part3(S.ライヒ)
 ・追憶(C.アイヴズ)
 ・プレリュード、フーガとリフ(L.バーンスタイン)
 ・Charlie Rutlage(C.アイヴズ)
 ・ファザード(P.グラス)
 ・オン・ザ・カウンター(C.アイヴズ)
 ・静かな都市(A.コープランド)
 ・サーカスバンド(C.アイヴズ)
 ・キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(J.ウィリアムス)
 ・アン・ストリート(C.アイヴズ)
 ・リデュース、リユース、リサイクル(A.コッチ)
 ・かえでの葉(C.アイヴズ)
 ・ラッピン・ウィズ・ディズ・アンド・バード(M.フィリップス)



既に若手から中堅と呼ぶにふさわしいニコラ・プロスト氏、フランスを拠点にソロ活動、トリオ・サクシアーナやオーケストラの客演演奏など精力的に活躍されています。そんなプロスト氏の新アルバムがリリースされたと聞いたのはもう1年近く前。ジャズバンドや弦楽四重奏、吹奏楽をバックにしたオール・アメリカン・プログラムということでたいへん興味を持っていたのですが、先日プロスト氏の門下生にあたる小森伸二氏から頒けていただきました。(御礼申し上げます)

ジャズバンドとの共演による1曲目、これはベニー・グッドマンへのオマージュではないでしょうか。バンドをバックにニコニコ吹いているのがベニーグッドマンでなくプロスト氏というのが不思議なくらい、雰囲気がそのまま。バックのメンバーのソロ回しに始まり、ドラムソロからサクソフォンのハイノートに至るソロで終わるエンディングあたりは、シング・シング・シングのパロディにしか聴こえません。というか、そもそもこの作曲者のアーティー・ショウってまざにジャズクラリネット奏者、この曲も原曲は彼自身が吹くクラリネットのための作品だったんですね。なるほど。。

ウディ・ハーマン楽団の委嘱で作曲されたというバーンスタインのプレリュード・フーガとリフは、もっとハードなジャズ。ジャズの要素の強いクラシカルな曲ですが、このシャープなリズムはヨーロッパのクラシック曲からは絶対聞くこのできないものです。

もう一つ印象に残ったのが、コープランドのクワイエット・シティ。本来トランペットとイングリッシュホルン、弦楽器のための作品ですが、ここではトランペットのパートをソプラノサクソフォンで吹いています。トランペットのストレートなクールさもいいけど、少し線の細いサクソフォンの音色は少しだけ感情の襞が顕れます。イングリッシュホルンとの対比もあっているかも。。

なお、アイヴスの曲はすべてプロスト氏自身が歌ってます(サクソフォンによる演奏ではありません)。これまでの彼のアルバムの中でも、現代曲の中で声を出す奏法の際に発声の見事さに驚いたのですが、きちんと教育を受けられているということで、このような歌曲も表情豊かに歌われています。いや、お見事。

それにしてもプロスト氏の演奏は、知的でクール。それだけではなく、音楽の線は太く豊かで、どんな曲でも聴き手である私までニコニコしてしまうような演奏、、いいなぁ。。。
  1. 2011/06/09(木) |
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