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7/14 Jérôme LARAN Saxophone Recital

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Jérôme LARAN Saxophone Recital
2011/7/14 19:00- 東京オペラシティリサイタルホール
 ・ガーシュウィン・ファンタジー(マルティノ編)
 ・プロヴァンスの風景(モーリス)
 ・想いの届く日(ガルデル)
 ・カルメンの主題による幻想曲(ボルヌ編)
 ・ファジイバード・ソナタ(吉松隆)
 ・スペイン(チック・コリア)+
 ・孤独(ピアソラ)+
 ・アディオス・ノニーノ(ピアソラ)+

Piano Patric ZYGMANOWSKI
Guest ヴィーヴ!サクソフォン・クヮルテット(+)

久しぶりでフランスの色の濃い演奏を聴いた気がします。ピアニッシモからフォルテシモまで、どこまでも輝かしくしかも丸く密度の濃い音色。プレストのパッセージからレントの音符まで、芳醇な赤ワインを思わせるような魅力が漂います。ガーシュウィンはあくまでヨーロッパ大陸視点からの演奏、これはこれで絶対にアメリカや日本の奏者にはできないだろうな。。プロヴァンスの風景ではメゾピアノくらいの音量を中心に曲のシーンによって繊細に音色や息のスピードを変えて多彩な表現を繰り広げます。目をつぶれば南欧の太陽の煌きや乾燥した空気、そして丘の陰影がこれまで聴いたことのないほど鮮やかに見えてきます(行ったことないけど)。けして絵葉書のような風景ではなく人が生活し朝昼夜春夏秋冬がめぐる土地として描かれます。やはりこういう演奏はプロヴァンスと言う土地を肌身で感じた人でないとできないのかな。。ガルデルの朗々とした歌も、カルメンのテクニカルなパッセージも見事でしたが、圧巻はファジイバード・ソナタ。この曲は日本人が演奏するとどうしても初演者でもある須川さんの演奏スタイルに似てきてしまう気がしますが、全く違うアプローチが新鮮に感じます。曲全体・特に2楽章から3楽章のエンディングにかけて緻密に計算されたクレッシエンドがみごとでした。

もうひとつ、印象に残ったのはピアノのジグマノフスキー氏の、一つ一つの音よりもフレーズ全体の響きを、そして曲全体をまず鷲掴みにしてさらりと弾いてのける独特のセンス。けしてガツンとした音を出さず、縦線のアンサンブルを合わせることよりもパートの横の流れを優先させてるのでしょう。正直、あれっ音あってる?って思う瞬間が少なからずあるのですが、音楽の流れはよどみなく流れ続けていて、なんとも言えない不思議なセンスが強く印象に残りました(ちなみに立ち振る舞いもガチガチのクラシックスタイルではなく、飄々と。。)。なんでもジグマノフスキー氏はなんと心理学者でもありワインのソムリエでもあるそうで、、うひゃーすごい。この人の弾くドビュッシーを聴いてみたい。。

ああ、ヴィーヴ!SQについて触れる余裕が無い、、すみませんがそれほどララン氏とジグマノフスキー氏の印象が強かったです。もちろん、ヴィーヴ!SQも隙のない見事な演奏で、ララン氏の演奏をサポートし、時には丁々発止を繰り広げてチック・コリアやピアソラのナンバーを盛り上げていました。ララン氏もジグマノフスキー氏も、アドリブを含めてずいぶん楽しんで演奏されていたようです。

アンコールは、ピアソラの忘却、そして浜辺の歌。おっと、演奏者全員でお辞儀をするときに、茶目っ気たっぷりに「ラ・マルセイエーズ」の一節を吹いてました。そう、この日は7月14日でしたね。終演後、ララン氏にご挨拶しましたが、ちゃんと私のことも覚えててくれて嬉しかった!


ええと、力尽きたので今日のリサイタルのことはまた翌日に(汗
  1. 2011/07/15(金) |
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