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[CD] Otis Murphy "Summertime"




「Summertime」
 Otis Murphy (sax), Haruko Murphy (p)
 Saxophone Classics CC4004
 ・ガーシュウィン・ファンタジー(マルティロ編)
 ・2章~アルト・サクソフォンとピアノのための(ウェニャン)
 ・蜂(パスクッリ)
 ・ソナタ~アルト・サクソフォンとピアノのための(ムチンスキー)
 ・ニューヨークの4つの絵(モリネッリ)
 ・オーボエ4重奏曲K370(モーツァルト/和久井仁) /w 雲井雅人サックス四重奏団



すっかり日本のサクソフォン関係者にはお馴染みになったと言っていい、オーティス・マーフィー氏の新譜が、なぜかイギリスのサクソフォン・クラシックスからリリースされました。一部の音源は昨年来日時のコンサートからのものだったりして、モリネッリの演奏はその場で聞いていたこともあって(ってことは私も拍手も収録 ^^;)再びこの音を聴くことができるのは感慨もひとしおです。

どれもオーティス氏のお得意のナンバーと言っていいと思いますが、1曲目のガーシュウィンの演奏も、泥臭くなく実にスマートな、でもやっぱりアメリカ人らしい洒落た演奏。どうしてマーフィー氏が演奏すると、こんな上品な演奏になるんだろう。。アグレッシブで悲鳴のような演奏を聞くことが多いムチンスキーでも、けして音色を荒げることなく、曲の持っている繊細さや仕掛けが透けて見えてきます。目からウロコ。。

白眉はモーツァルト。モーツァルトはやっぱりこれくらい優しく純粋な人が演奏しないとモーツァルトじゃない、ということをあらためて痛感。この曲は序奏なしでいきなりテーマが提示されますが、気張るとあっというまに曲が台無しになってしまいますが、オーティス氏の演奏は端正でチャーミングで、きちんと様式感も持っていて、けして下品にならない。。こんなモーツァルトを吹けるサクソフォン奏者って、他にいないんじゃないだろうか。。バックを務める雲井雅人Qも、サクソフォン・カルテットというよりは室内楽的な響きに徹していますね。

ついでと言ってはなんですが、奥様のハルコさんのピアノは、前面に出てくるのではなくどこまでもサクソフォンの響きを支え、あるいは紡ぎ出すことに徹しています。もっとピアノが前に出てサクソフォンと対峙する演奏というのも面白いけど、これはこれでひとつの演奏スタイルだな、とあらためて思いました。
  1. 2011/08/08(月) |
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