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[CD] 佐藤 渉 ”Saxophone Recital”

Saxophone Recital by Wataru Satoh


「Saxophone Recital」
 佐藤 渉(sax), 山崎 早登美(p), 雲井雅人指揮白神ストリングス

 Cafua CACG-0175
  ・アルト・サクソフォンとピアノのための練習曲集より 1・2・3・4(ケックラン)
  ・「忠実な羊飼い」より ソナタ第6番(シェドヴィル)
  ・エスカペイズ~映画「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」より(J.ウィリアムス)
  ・ソナタ~アルト・サクソフォンとピアノのための(ムチンスキー)
  ・サクソフォン協奏曲(デュボワ)



"Saxophone Recital"というタイトルが潔いじゃないですか。シンプルイズベスト。選曲はサクソフォンのレパートリーとしては古今東西バランスよく揃っていて、たしかに一つのコンサートのプログラムとしても十分ありえる内容です。

佐藤氏といえば、雲井雅人サックス4重奏団、フェロー・サクソフォーン・カルテット、東京吹奏楽団などで活躍されている姿はよく拝見してますが、ソロを聴くのは初めて。曲をよく分析し的確なスタイルを選択する知的なプレイヤー、とこのアルバムを聴いて感じました。しかも、どの曲でもその曲の持っている「いいところ」をちゃんと引き出しているのがすてき。1曲目のケックランのエチュードから、ただの練習曲とは思えない美しい音色とフレーズ、しかもけして華美になることなく、ケックランらしい独特の和音の移ろいと抑制された表現がすーっと心に染み入ります。古典は古典らしく曲の隅々まで折り目正しい軽やかな響きを聴かせたと思えば、ジョン・ウィリアムスの曲ではマイルス・デイヴィスを思い起こさせるクールな緊張感を醸し出し、繊細さと大胆さを併せ持つ若きデュボワの意欲作も正面突破。それにしても、ムチンスキーのソナタが、こんなに美しい曲だったとは、、、ヒステリックな演奏や勢いだけで突破する演奏をなんども聴いているので、本当に驚きました。

サクソフォン吹きはもちろん、そうでない方にもサクソフォンの楽器の魅力を伝えることができる、潔いタイトルに偽りのないアルバムかと思います。
  1. 2011/08/22(月) |
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