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[CD] The Blue Aurora Saxophone Quartet "First Blue"



ブルー・オーロラ・サクソフォン・カルテット「ファースト・ブルー」
オクタヴィア・レコード OVCC-00092 r/c.2011
 ・6つのブルガリア・リズムのダンス~ミクロコスモスより(バルトーク)
 ・サクソフォン4重奏曲(グラズノフ)
 ・四季op.37より(チャイコフスキー)
 ・ユモレスク(ドヴォルザーク)
 ・熊蜂の飛行(リムスキー=コルサコフ)


平野公崇氏、田中拓也氏、西本淳氏、大石将紀氏という、メンバーを見ただけで日本のトップクラスのサクソフォン・カルテットとなることが間違いないという、ブルー・オーロラSQがようやく活動を開始。その意気込みはこのファースト・アルバムからも察することができます。サクソフォン4重奏の超定番曲であるグラズノフの4重奏曲をメインプログラムに据え、その前を若干外角高めからシュートで入ってくるバルトークを持ってきて、ストレートに緩いカーブに低めのシュートと最後までロシアとその周辺のストライクゾーンを丹念に攻めるプログラム作りが心憎い。

ミクロコスモスは原曲はピアノ曲ですが、サクソフォンで演奏することによってリズムの向かっているベクトルがいっそう強く感じられるのがユニーク。グラズノフでは華やかさを適度に残しながらどこかロシアの大地の残照が、特に3楽章に感じられます。次のチャイコフスキーは、むしろロシアの曲ながらフランス的な要素を持った曲、選曲の妙はもちろん演奏からも室内楽的な精緻な響きが印象に残りました。ユーモレスクの上品だけどどこか民族的なフレーズや、言わずもがなの名人芸披露の熊蜂の飛行ももちろん楽しい。熊蜂、途中で2匹になったり立体的に聴こえたり、、サクソフォンによる熊蜂がこれだけリアルな蜂に聴こえたのは、ロンデックス氏のソロを聴いた時以来かも。

ジャケットに映っている4人がサクソフォンを手にしていないのは意図的かな。実際、このアルバムからは、サクソフォンのための音楽というレベルを目指したものではなく、その先の楽器を超越した音楽の根源を目指しているように聴こえるのです。
  1. 2011/11/23(水) |
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