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[Concert] The Blue Aurora Saxophone Quartet CDリリース記念コンサート

ブルーオーロラ・サクソフォン・カルテット CDリリース記念コンサート
 平野公崇(S.Sax) 田中拓也(A.Sax) 西本淳(T.Sax) 大石将紀(B.Sax)
 2011/12/1 19:00~
 ・コラール・プレヂュードBWV659「来たれ、異教徒の救い主よ」(J.S.バッハ/平野編)
 ・オーボエ4重奏曲ヘ長調 K370より 第1楽章(W.A.モーツアルト/平野編)
 ・「四季」op37bisより 10月(P.I.チャイコフスキー/平野編)
 ・「クープランの墓」より プレリュード(M.ラヴェル/久保田麻里編)
 ・サクソフォン4重奏曲変ロ長調op109(A.グラズノフ)
  (休憩)
 ・一柳彗のためのブルー・オーロラ(武満徹)
 ・「ミクロコスモス」第6巻「ブルガリアのリズムによる6つの舞曲」から(B.バルトーク/平野編)
 ・ララバイ(平野公崇)
  (アンコール)
 ・主よ人の望みの喜びよ(J.S.バッハ/平野編)
 ・プレリュード(J.S.バッハ/平野編)



浜離宮での演奏会に行って来ました。既にCDは聴いており、技術的にはもちろん音楽的にもとても期待大。

ええと、印象を正直に書けば、前半のクープランまでの演奏は、彼らの実力を十分に発揮できてなかったのではないでしょうか。小品が続くプログラム構成によるところもあるのかもしれませんが、彼らが持っているはずのすばらしいセンスが響きに込め切れていなかったように感じました。メインプログラムであるグラズノフの演奏は圧巻で、フランス的な華やかさな響きとロシア的なスケールの大きさと土俗的な香りがバランスよく表現され、しかもどこまで熱くなっても崩れずにクライマックスを築きあげる集中力と技術はさすがとしかいいようがありません。

この演奏会で一番ユニークだったのは、実験的要素が高い武満作品。大石氏のみせたパフォーマンスが秀逸、この手のパフォーマンスは現在の日本のサクソフォン界で大石氏の右に出る人はいないのではないでしょう。続くミクロコスモスは、4人全員とも暗譜・立奏。リズム感がキモとなるこの曲、立奏することで身体もいっそう自然に動き、クラシックや民族音楽というよりもまるでビートの効いたロックを聴いているようでした。プログラム最後のララバイは、江戸の子守唄をベースにした平野氏の新作。予想どおりどこまでが記譜でどこからが即興なのか、そんなことはどうでもよくて、そこにあるのはブルーオーロラの音世界、、というか平野氏の音世界。アンコールもその余韻を引きずって、2曲とも平野ワールド全開。これまでも平野氏のリサイタルでよく演奏されていた2曲ですが、4本集まっての演奏、特にテナー西本氏・バリトンの大石氏の実力がもっと前面に出てくる演奏を聴きたかったな、というのがわがままな感想。

あえてちょっと厳しい感想を書きましたが、技術面も音楽面も日本のトップクラスのカルテットであることには疑いもなく、末永い活動を期待しての一ファンからの雑言と思っていただければ。
  1. 2011/12/04(日) |
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