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[CD] 田端 直美(sax) 「カルメン・ファンタジー」




田端 直美「カルメン・ファンタジー」
 田端 直美(sax) 白石 光隆(p)
 Meister Music MM-2106 c.2011
 ・カルメン・ファンタジー(F.ボルヌ)
 ・ファンタジー(D.ベダール)
 ・イギリスのナイチンゲール(J.V.エイク)
 ・オリジナルの主題による幻想曲(J.ドゥメルスマン)
 ・3つの言葉のないロマンス(G.フォーレ)
 ・無窮動op.11(N.パガニーニ)
 ・チルドレンズ組曲(P.ウッズ)
 ・ファジイバード・ソナタ(吉松 隆)



東京藝術大学大学院を卒業し、ソロはもちろん大阪市音楽団のアルト奏者としても活躍している田端さんのファースト・ソロアルバム。カルメンに始まり、定番曲と個性的な曲を織り交ぜ、ファーストらしいバランスのよい選曲です。最初に聴いた時は、正直に言えばとてもていねいな演奏だけれど少々音楽の線が細いかな、と感じました。もしかしたら、ジャケットの印象にまどわされてたのかもしれません(笑)。でも、何度か聴き返すうちに、細部まで気配りのあるけれど、音楽の芯はブレずに突き進む演奏のように思えてきました。

フィル・ウッズのチルドレンズ組曲では、かなりジャズ的な表現に踏み込んだ大胆なプレイで、聴きながらワクワクしちゃいます。曲の傾向は全く違うけれど、17世紀のルネッサンス音楽であるファン・エイクのでも、ピアノを伴わずに繰り広げられる奔放で快活な響きはカッコイイ。

べダールのファンタジー、演奏者によっては空中を漂うような浮遊感があったり、頻繁な転調ごとに曲の表情が変わる万華鏡のような多面性を感じたり、といろいろな表現ができる曲ですが、田端さんの演奏は緩急あっても確実に流れ続ける、小川がの流れに川面の木々の葉が映っているような印象をウケました。

ピアノの白石さん、抜群の安定感ですね。敢えて田端さんを煽ったり対峙することなく、ここぞというタイミングでピアノの響きをきれいに決めていて、安心して聴くことができます。田端さんとは長所を引き立てあう組み合わせだと思いました。

まだ田端さんの演奏を生で聴いたことはありませんが、こうしてCDを通じて個性を聴くことができるのはありがたいことです。いつの日か、田端さんの演奏を生で聴く機会がありますように。
  1. 2011/12/14(水) |
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