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[CD] 田中 靖人(sax) "モリコーネ・パラダイス"



田中 靖人(sax)「モリコーネ パラダイス」
EMIミュージックジャパン TOCE-90218
 ・ラ・カリファ~映画『ラ・カリファ』より
 ・セルジオ・レオーネ組曲
 ・モリコーネ・パラダイス
 ・巨匠とマルガリータ~映画『巨匠とマルガリータ』より
 ・キ・マイ(私だけが)~映画『マッダレーナ』より
 ・マット、カルド、ソルディ、モルト…ジロトンド~映画『Vergogna schifosi』より
 ・ストリップティーズ~映画『明日よさらば』より)
 ・風、叫び~映画『プロフェッショナル』より
 ・海の上のピアニスト メドレー
 ・ガブリエルのオーボエ~映画『ミッション』より
 ・黄金のエクスタシー~映画『続・夕陽のガンマン』より
 ・エクソシスト2 メドレー
 ・ガブリエルのオーボエ~映画『ミッション』より



モリコーネというと映画音楽の美しいメロディメーカーとしてすっかり有名だけど、個人的にはやっぱり西部劇やちょっとミステリアスな怪しげな飄々としたメロディが好き。このアルバムの中だと、夕陽のギャングたちとか、明日よさらばとか、プロフェッショナルとか。。ガブリエルのオーボエとかワンス・アポン・ア・タイムとかもいいんだけど、こういう息の長いメロディーをサクソフォンで演奏ということについては、ちょっと違和感を感じちゃうんです。この曲をサクソフォンで演奏するメリットはなんなのだろう、原曲を上回る、あるいは違う角度から原曲の新たな魅力を提示することはできるのだろうか、と。。。

さて、このアルバムは田中靖人氏の久しぶりの新譜を、イギリスのサクソフォンの鬼才ジョン・ハール氏がプロデュースという点が話題先行しましたが、ちょっと凝った選曲や(曲によっては)細部まで仕掛けのある編曲も楽しい。音場を回転させたり、録音効果で音を変質させたり、といったアイディアはさすがハール氏ならでは。エクソシスト2の狂気に満ちた演奏は、ハールの他のアルバムの響きを彷彿とさせます。こういうサウンドは今まで日本の奏者のアルバムでは聴いたことがなかったなぁ。ガブリエルのオーボエを、長生氏/ハール氏の2つの編曲をひとつのアルバムで同居させる試みもおもしろい(そしてその2つの編曲のベクトルがなんと違うことか)。そして、何よりこういった仕掛けをちゃんと表現してしまう田中氏の演奏は驚異的としか言い用がありません。

演奏そのもののクオリティやプロデュースの妙はいろいろ楽しめましたが、やはり最後に心にのこるのは、これって私が聴きたかった音楽じゃないかも、というのが正直な感想。でも、それはあくまで私自身に起因する問題、このアルバムの価値を少しも貶めるものではありません。こういうチャレンジャブルなアルバムが今後どんどんリリースされることを期待したいと思います。
  1. 2012/02/15(水) |
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