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[CD] Franco Donatoni 10 Years Later



「F.Donatoni 10 years after」
 Mario MARZI(saxophone), Italian Saxophone Quartet, Lorenzo MISSAGLIA(flute),
 Sandro GORLI cond. Eivertimento Ensemble
 Stradivarius STR33838
 ・Hot~ソプラノ・サクソフォンと6つの楽器のための(ドナトーニ)
 ・Flag~13の楽器のための(ドナトーニ)
 ・Tema~12の楽器のための(ドナトーニ)
 ・Luci~G管フルートのための(ドナトーニ)
 ・Rasch II~サクソフォン4重奏、ヴィヴラフォン、マリンバ、パーカッションとピアノのための(ドナトーニ)



2010年に没したフランコ・ドナトーニの室内楽作品集。コンテンポラリーな作曲家なわけですが、このCD冒頭からウッドベースの繰り出すエイトビートの響きに驚くかも。それも、Hotというタイトルにもかかわらずいきなり熱くなるジャズではなく、思い切りクールに始まり、エンディングに向かって緻密に計算されヒートアップしていきます。そう、このHotという曲はコンテンポラリージャズとして聴くと違和感がないかもしれません。

それ以後の曲もソロ楽器のアクロバティックな動きがあったかと思えば、いくつかの楽器がテュッティで応酬しあったり、とタダの即興的な音楽ではなく、作曲家の意志がきちんと見えてくる作品であることがわかります。ベリオへのオマージュとして1995年に書かれたフルートのためのLuciも、聞いていくうちに変わっていく音列をたどっていくのが楽しくなってきます。

サクソフォン的には最後の RaschII も気になるところ。サクソフォンの響きの塊がうねうね動いたと思えばパーカッションの響きが続き、テンションを維持したまま応酬が続いていきます。スタジオ録音盤ではあるものの、ただ整然と行儀のいい音楽ではありません。

サクソフォンで参加しているマリオ・マルツィ氏とイタリア・サクソフォン4重奏団、コンテンポラリー作品はお手のもの、さすがです。コンテンポラリー作品のアルバムといっても、不思議な和音は出てくるものの晦渋な響きは一切なし、コンサートホールというよりはライヴハウスあたりでこれらの実演で聴いてみたいものです。

Link: アマゾン
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  1. 2012/05/08(火) |
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