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[コンサート] 坂東 邦宣 サクソフォンリサイタル -American Pieces-



「坂東 邦宣 サクソフォンリサイタル -American Pieces-」
 2012/7/12(水) 19:00開演 at 国分寺市立いずみホール
 坂東邦宣(sax)/横田理恵(p) 齋藤美絵(perc)*
 ・Aeolian Song (W.ベンソン)
 ・In Transit(M.ズプコ)〔日本初演〕
 ・Crrosroads Songs(E.チェンバース)〔日本初演〕*
 ・Rock Me!(B.コッククロフト)
 ・ソナタ(P.ウッズ)
 ・協奏曲(I.ダール)
 〔アンコール〕・サムホェア~ウェストサイド・ストーリーより(L.バーンスタイン)


サブタイトルに「American Pieces」と付けられているとおり、アメリカの作品を中心に組まれたプログラム。サクソフォンのレパートリーは歴史的な経緯からフランス系の曲が中心になりがちなのですが、日本初演を2曲含むほとんどがアメリカの作品でまとめるというだけでも十分意欲をうかがえます。しかも日本初演のズプコ、チェンバースもかなり重い作品なのに、後半ではフィル・ウッズのソナタにダールの協奏曲という実にヘヴィなプログラムです。

西国分寺のいずみホールはほぼ満員。それも都心部のコンサートとはずいぶん客層が違って、見た顔といえば、、、あ、某先生発見。前の席には某嬢発見。でもそれくらい。いかにも教え子の高校生や地元の方がたくさんいらっしゃってるというあたりは、坂東さんの地道な活動の成果でしょう。

坂東さんの演奏は、明快で綺麗な音色が印象的。極めて技巧的な前半の曲でも響きは荒れることなく、難解な曲なのに音楽の求心力は途切れることなく、聴き手の耳はいっそう引きつけられます。打楽器の活躍するチェンバースの曲も易しい曲ではないものの、打楽器の多彩な響きと渡り合う堂々たるサクソフォンの響きが印象的です。

Rock Me! は文句なくカッコイイ。思わず指でリズム取りたくなりますね。続くフィル・ウッズのジャズ要素の強いソナタは、もしかしてマウスピースを変えたのかな?というほどにサウンドが太く、音楽がドライヴして聴こえました。これだけメイン級の曲を続けてきた最後にダールの協奏曲というプログラム、集中力が途切れないのが不思議なくらいですが、むしろ気迫すら感じる圧倒的な演奏でした。

アンコールの選曲もすてき、アップテンポの曲ではなく、あえてサムホエアというあたりに思わずニヤニヤしてしまいました。ピアニッシモの伸ばしが静かに消え入ると、ホールからため息のようなざわめきがかすかに聞こえたような。終演後ご挨拶をしようと思ったけど、ロビーは超混雑であきらめて失礼しました。近くにいた高校生が「Rock Me ヤバいよ。ドラムとかギターとかが見えたよ」「ボクはジャズっぽいソナタがよかったな」と会話をしてたのが、このリサイタルのすべてをあらわしてるように思います。
  1. 2012/07/15(日) |
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