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[CD] Arno Bornkamp "Frank Martin and the Saxophone"



「Frank Martin and the Saxophone」
 Arno Bornkamp(sax)
 Ottavo C12095 (c)2012
・バラード~テナー・サクソフォン/トロンボーンと管弦楽のための(F.マルタン)
  /w E.スパンヤード指揮 ラジオ・カンマー・フィルハーモニー r.2007/2/15 Live
・バラード~アルト・サクソフォンとピアノ、ティンパニと弦楽器のための(F.マルタン)
  /w T.フィッシャー指揮 アムステルダム・シンフォニエッタ r.199//1/26 Live
・3つの舞曲~ソプラノ・サクソフォン、ハープ、弦楽5重奏と弦楽オーケストラのための(F.マルタン)
  /w D.リーゲル(hp), E.シーベンス指揮 レジデンティー・オルケスト 2009/4/18 Live
・哀歌~ソプラノ・サクソフォンとピアノのための(F.マルタン/ボーンカンプ編)
  /w L.v.ドーセラー(p) 2011/4/5
・教会ソナタ~ソプラノ・サクソフォンとオルガンのための(F.マルタン/ボーカンプ編)
  /w L.v.ドーセラー(org) 2011/4/5



作曲家マルタンの名前を知っていても、じっくり彼の作品を聴いたことがある人ってあまり多くないんじゃないでしょうか。私自身もその一人、一応様々なソロ楽器のためのバラードを集めたCDだけは何度か聴いたものの、正直なかなか作品の魅力を掴みかねていました。そこに届いたボーンカンプ氏のアルバム。なんと一枚まるまるマルタンの作品集ではないですか。

一部ライヴ収録の音源もあるようですが、ボーンカンプ氏の演奏は実に安定していて、聴き手が曲を聴くことに集中できます。2曲のバラードは比較的初期の作品ということもあり、和音は現代的だけど透明感を失わず、その響きの奥からリリカルで繊細な魂を持つ響きが浮かび上がってきます。そんな美しさに、この演奏を聴いてやっと気が付きました。もちろんドラマティックな表現もありますが、けして音楽は乱暴にならず、品を保っています。現代的に聞こえる曲の背景に、バッハからラヴェルに流れてきた和声法の延長にこの音楽が存在していることも感じ取れます。

収録曲中、舞曲と哀歌はオーボエ、教会ソナタはヴィオラ・ダモーレのための作品からの改作。ボーンカンプ氏のテクニックによるところもあるけれど、トランスクリプトされていても全く違和感がなく、オリジナルと言っていい内容かと。

サクソフォン関係者のみならず、近代曲の好きなクラシック・ファンの方には是非聴いていただきたいアルバムです。が、このCDって流通してるのかな? Ottavo レーベルのサイトにも存在してないんだけど。。
  1. 2012/11/14(水) |
  2. 音楽|
  3. トラックバック:0 |
  4. コメント:1

コメント

いいねぇ~
  1. 2012/11/22 03:43:29 (木) |
  2. 山口孝志穂 #mQop/nM.
  3. 編集 ]

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