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[演奏会] 風ぐるま 時代を越えて音楽の輪を回す 波多野睦美(vo) 栃尾克樹(bsax) 高橋悠治(p)



風ぐるま 時代を越えて音楽の輪を回す

波多野睦美(vo) 栃尾克樹(bsax) 高橋悠治(p)
2012/11/9 19:00- トッパンホール(東京公演)
 ばらよりも甘く(H.パーセル)vo-bsax-p
 ダイドーのラメント(H.パーセル)vo-bsax-p
 もう泣かないで(R.クィルター)vo-p
 アダムは横たわって(P.ウォーロック)vo-p
 恋人たちの春(P.ウォーロック)vo-p
 葬式と白いシャツ(F.クープラン)bsax-p
 鳥籠(高橋悠治)vo-bsax-p
 突然の別れの日に(高橋悠治)vo-bsax-p
 六番の御掟について(高橋悠治)vo-bsax-p
 ファンタジア第6番・第7番(G.P.テレマン)bsax
 わたしを憐れんでください~マタイ受難曲より(J.S.バッハ)vo-bsax-p
 ソナタ イ短調op.1-3(B.ガルッピ)p
 膀胱結石手術図(M.マレ)vo-bsax-p



高橋悠治氏と栃尾氏のコラボレーションは前々から実演を聴いてみたいと思ってたのですが、さらに波多野睦美氏のヴォーカルとくれば、これはすごい演奏会になるとの予感は的中。そもそも、声とピアノ、それにバリトンサクソフォンという編成もさることながら、高橋悠治氏をはじめ3名とも超個性的な奏者ばかり。いやはや、こんなにすごい、しかもおもしろい"クラシックの"演奏会なんて、滅多にあるもんじゃありません(多分:p)。

ルネッサンス期の曲を中心にしながら、高橋氏自作の現代的な曲を間に挟むというプログラムになっていますが、自作曲の詩も時代を超越し、タイトルどおり風車にように時間を超越した感覚になります。イギリス歌曲好きとしては、クィルターやウォーロックの歌曲を波多野氏で聴けたのは嬉しかったな。高橋悠治氏のピアノは、肩だけでなく体の力をどこまでもストンと抜いて、パラパラと鍵盤に指を置くような弾き方なのだけど、そこから紡ぎ出される音の味のあること。いや、カッコイイじいさん(失礼)です。そしてルネッサンス期には存在しなかったはずのバリトンサクソフォンがこれらの音楽を違和感なく構成していて、栃尾氏のセンスには感服するばかりです。

まあ、なんといっても最後の「膀胱結石手術図」はすごい。曲の存在は知ってましたが実演を聴いたのはは初めて。淡々としたピアノに絡むバリトンサクソフォン、そこに入る波多野氏のナレーションがまた。真面目に演奏すればするほど、いやー、おもしろいのなんの。。アンコールには 胸の振り子(服部良一)vo-p、眠れない夜~ぼくは12歳より(高橋悠治)vo-bsax、別れのブルース(服部良一)vo-bsax-p の3曲。ここで「眠れない夜」を聴けるとは思わなかったのでちょっとびっくり(でもよく見ると演奏会の案内にはちゃんと入ってた)。他の2曲も、音楽が巡り巡って現代に戻ってきたことを思わせるもので、節度のあるポップスが実に素敵でした。


PS 膀胱結石手術図って、こんな曲です。これはちょっとやり過ぎのような気もしますが。。 → http://www.youtube.com/watch?v=CjR7KA2pubk
  1. 2012/11/10(土) |
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