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[CD] Liaison Saxophones Ensemble + Genzo Kitamura



「Liaison Saxophones Ensemble + Genzo Kitamura」
 家田 厚志 指揮 リエゾン・サクソフォン・アンサンブル、北村 源三(tp)[#]
 COO Records COO-500
 2012/3 笠懸野文化ホール(群馬県)
 ・協奏曲集「調和の霊感」op.3-11 合奏協奏曲 ニ短調 RV.565(A.ヴィヴァルディ)
 ・変奏曲 op.27(A.ウェーベルン)
 ・トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe-1(J.ハイドン)#
 ・メタモルフォーゼン(R.シュトラウス)
 ・アヴェ・マリア(G.カッチーニ)#



リエゾンとは、フランス語で通常は発音されないはずの音が、連続すると音になってあらわれる現象のこと。いやー、学生時代にはコレに悩まされました、、ということで、このリエゾンという単語を聞くだけでアレルギー気味(汗)

それはともかく、団体名前にこの言葉を使ったというセンスはなかなかユニーク。しかも、アルファベットを見れば分かるとおり Saxophone「s」 Ensemble となっています。ソプラニーノからバスまで6種類のサクソフォンを担当する14名に、コントラバスとパーカッションを加えた16名編成。ソプラニーノに野原武伸氏をはじめ、貝沼拓実氏がソプラノ、大栗志麻氏がテナーで参加(以前は原博巳氏が参加していた)、そして指揮に家田厚志氏を迎えるという点も非常に注目すべき点でしょう(パーカッションの目黒一則氏は、公式サイトにはメンバーと書かれていないので、エキストラ扱いでしょうか?)。2008年に結成、翌年浜離宮ホールでコンサートを開いて以来、定期的に演奏活動を行なっています。

このアルバムは、2012年2月の第4回演奏会とほぼ同じプログラムをホール録音したもの。トランペットのソリストは元N響主席の北村さん! 古典的なヴィヴァルディの響きはサクソフォン向きと想像できるものの、精緻なウェーベルンや絢爛なリヒャルト・シュトラウスをサクソフォン・アンサンブルだけでどう表現できるのか、、と気がかりでしたが、まったく心配無用。もちろんオリジナルとは違う響きがするけれど、聴こえてくるのはけして取ってつけたような音ではなく、きちんとクラシックの様式を備えた知的で端正な音楽として聴こえてきます。

中でも原曲が23人の弦楽器奏者のために書かれたメタモルフォーゼンをこの編成で演奏するのは、正直驚きに近いものがあります。晦渋で様々なモチーフが見え隠れする曲を最後の一音まで緊張が緩むことなく演奏しています。これはひとりひとりの奏者の技術的な裏付けに加えて、家田氏の"サクソフォン的でない"センスと、野原氏の卓越した編曲に寄るところも大きいでしょう。

第5回演奏会は今年9月にみなとみらいで、とのこと。今度はどういう響きを耳にできるのか、今から楽しみになって来ました。

Link: CD Label
Link: Performer's Official Site
  1. 2013/01/10(木) |
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