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[CD] Rascher Saxophone Quartet "Die Kunst der Fuge"



「Die Kunst der Fuge」
 Rascher Saxophone Quartet, Caraten Klomp (org)
 No catalogue number, produced by RSQ r.2011/8-10
 ・フーガの技法(J.S.バッハ)



フーガの技法は一説に作曲者バッハが楽器の指定をしなかった(つまりどんな楽器で演奏しても良い)ということから、ロマン派以前のレパートリーが基本的に存在しないサクソフォンは好んで取り上げるレパートリー。これまでにもロスアンジェルスS.Q.、ベルリンS.Q.、ニュー・デンマークS.Q.、ニュー・センチュリーS.Q.、アウレリアS.Q.が全曲録音を行なっているし、パスカルによる抜粋編曲版なんてのも存在します。ラッシャーS.Q.の最新録音は一部の曲の省略はあるものの、オルガン奏者とのコラボレーションで、曲によってサクソフォン4本、オルガン、あるいはこの5人による様々な組み合わせで聴かせるという新しい趣向。長い曲でもゴルトベルク変奏曲のようにリズミカルで曲調に変化が大きい曲ならばともかく、フーガの技法は延々同じテーマが変化するもののテンポや調整に大きな変化はあまりないのでどうしても単調になりがち。その点、この録音は楽器の組み合わせで飽きずに聴きとおすこともしやすいでしょう。

1969年にシガード・ラッシャーが創設したラッシャーS.Q.はこれまでもバッハを幾度となく取り上げ、演奏し録音も残しています。ラッシャー派特有の一枚薄い皮をかぶったような独特のくすんだ音色は、明るく明快なサクソフォンの音色を好む方にはやや抵抗があるかもしれません(実際私がそうなのですが)。しかしイントネーションやアーティキュレーションの統一など細部まで気を使った演奏で、派手さはないからこそ最後まで曲の構造やメロディそのものに集中することになります。

そして呆気無く終わる最後。もしこの曲が完結していたら、と想像を掻き立てられてしまうこと必至です。

Link: Perdormer's Official Site
  1. 2013/02/10(日) |
  2. 音楽|
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