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[CD] 野田 燎 (sax) "朝の光~祈りと再生の音楽"



「朝の光~祈りと再生の音楽」
 野田 燎(saxophone), 山本京子(piano) 西村奈菜(piano)
 LMCD-1966 r.2011-12
 ・アヴェ・マリア(G.カッチーニ)
 ・私のお父さん~歌劇「ジャンニ・スキッキ」より(G.プッチーニ)
 ・月の光(G.フォーレ)
 ・トゥ・オブ・アス(久石譲)
 ・マドモアゼル・サンドリヨン(R.アレッサンドリーニ)
 ・田園ソナタより(L.v.ベートーヴェン)
 ・幻想小曲集より第3曲(R.シューマン)
 ・忘れな草(E.d.クルティス)
 ・インプロヴィゼーションIII(野田燎)
 ・朝の光(野田燎)
 ・ロボティック・エレファント(野田燎)
 ・ニュー・シネマ・パラダイスより(E.モリコーネ)
 ・アヴェ・マリア(F.シューベルト)



演奏者として以上に作曲家、そして音楽療法士(医学博士号を授与されています)としての知名度が高い野田氏。しばらく演奏活動からは遠ざかっていらっしゃいましたが、2008年から再開され、リサイタルやファミリー・コンサート・シリーズなどの活動を続けられています。

録音はすべてプログラムノートを書かれている山村雅治氏が主宰する芦屋の山村サロンで行なわれたとのこと。ややオンマイク気味な録音からは、野田氏の音楽に対する強い意思、情熱を感じ取ることができます。クラシックの名曲、映画音楽などにまじって、野田氏作曲の作品も3つ。インプロヴィゼーションIIIはソリスティックで孤高の響きゆえフランスを始め世界中のサクソフォン奏者のレパートリーとなっているコンテンポラリーな名曲。一方、アルバム・タイトルにもなっている朝の光は、最初から最後までずっと D major の和音上で繰り広げるミニマル・ミュージックというスタイルをとっているものの、やわらかな響きはタイトルどおり優しい朝の日の光を思わせます。続くロボティック・エレファントもやはりミニマルのスタイル。繰り返され徐々に変化していく機械的なピアノの音形の上で、象を模したサクソフォンはワイルドに、しかしだんだんその音は抵抗や何かを訴えてくるようになっていきます。

手元には野田氏の1981年の録音がありましたが、このアルバムは約30年ぶりの録音ということになるのでしょうか。「祈りと再生の音楽」というサブタイトルからも明らかなように、野田氏自身が被災した阪神淡路大震災、そして今もなお収束が見えない東北の大震災を経て、音楽家として何をすべきかあらためて問いなおしたアルバムと位置づけてよいかと思うのです。

Link: アマゾン
  1. 2013/06/20(木) |
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