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[CD]Scottish Sax Ensemble "Mrs Malcolm"



「Mrs Malcolm」
 Scottish Sax Ensemble [Sue MACKENZIE, Richard INGHAM, Tim WATSON, Michael BROGAN]
 largo music LARG0097
 2012/5/19-20 Napier University, Edinburghj
 ・ミセス・マルコルム、ハー・リール(R.インガム)
 ・4重奏曲第2番(R.D.マルティノ)
 ・ソー・ソフトリー(I.ウィルソン)
 ・ニューヨーク組曲(P.デ=リヴェラ)
 ・かしらたちは集いて(ペロタン/R.インガム)
 ・スルー・ア・ランドスケープ(R.インガム)
 ・ウォーキング・ザ・カウゲート(R.インガム)



2000年、スー・マッケンジーを中心に、ベテランのリチャード・インガム氏、王立海兵隊スコットランドのバンドマスターでもあるティム・ワトソンらと結成したカルテット。ということで既に10年以上の活動歴があるようです。2012年にはセント・アンドリュースで行なわれたサクソフォン・コングレスを全面的に支えたことで、随分知名度があがったのではないでしょうか。

このアルバムも、おそらくはコングレスのタイミングを意識したものだったと思われます。1曲めのミセス・マルコム、ハー・リールも、コングレスで演奏された模様。リールというのはスコットランドの代表的なダンスのパターンで、短い2、3のフレーズを繰り返される形式。この形式に則りつつ、モダンにファンキーに書かれたユニークな曲は、コングレスで演奏されるにもふさわしい曲。作曲者でもあるリチャード・インガム氏は、かつて別の団体でやはり相当ファンキーなソロを吹いていたのを聞いたことがあるし、スー・マッケンジー氏もサルサ・ケルティカという団体のメンバーでもあるそうで、なるほどアドリブも含めいろいろな演奏に対応できるわけです。(あれ、サルサ・ケルティカって、たしかCDを持ってるな。。)

全体に残響は捉えながらも生々しいストレートな録音なので、イヤホンなどで聴いていると少々聞き疲れがするかも。もちろんそれだけ演奏がヴィヴィッドであるということでもあります。唯一、中世の曲であるペロタンの曲では、ずいぶんクラシカルな音を響かせていて、うむ、こういう路線の曲ももっと聞いてみたいな。レパートリーには坂本龍一の曲もあるとのこと、聴いてみたいぞ。

ジャケットは白い砂浜。イギリスの海岸はほとんどが黒い岩の浜のため、イギリス人は白い砂浜に憧れると聞きましたが、スコットランドには何箇所かこうした砂浜があるのです。こういう絵をジャケに使うというセンスはいいなぁ。

Link: CD Label
Link: Performer's Official Site
  1. 2013/08/30(金) |
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