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トルヴェールQ、栃尾さんの新譜

先月末、日本を代表するサクソフォン奏者のアルバムが
2枚もリリースされました。(嬉しい悲鳴!

まず1枚は、今年結成20周年を迎える、トルヴェールQの最新作
「シャル・ウィ・サックス?」




もう1枚は、先にこのblogでも紹介した、栃尾克樹氏の
「影の庭」




2枚のアルバムは、その方法こそ違いますが、目指そうとしている方向を
明確に提示して徹底的に表現し尽くすという、大きな共通点があります。

トルヴェールは、結成20周年を迎えて、旺盛な遊びココロがますます全開ですね。
楽譜にこれでもかとばかり仕掛けられた爆弾を、恐ろしいまでの完成度できっちり演奏し尽くしています。
作編曲者の長生氏、ピアノの小柳氏を含めて、「自分たちが面白いと思ったことは何でもやってやろう」的自由奔放なスピリッツは、結成20年を迎えてさらにヒートアップしているようです。

、、、が、私にとっては正直なところ繰り返し聴きたいと思う内容でなかったのも事実。
もちろん、この路線を期待しているニーズが大きいのもわかりますし、アンコールで
数曲バカ炸裂するのは私も(大)好きですが、初めから最後まではちょっとツラいです。
むしろ、職人芸的な編曲を下敷きに暴れまくった演奏を展開しているドゥー・ダー組曲や
宴会一発芸的(最上級褒め言葉です!)ボーナストラックのほうが楽しめました。

それにしてもこのボーナストラック、そのうち関係者で流行するんじゃないだろうか。
(って、聴いた人じゃなきゃわからないネタだな、、)


一方、ピアノ奏者/作曲家の高橋悠治氏の委嘱作品をタイトルにした栃尾氏のアルバムは
非常に綿密に考えられた跡が感じられる内容です。表現したいのはあくまで音楽であって
サクソフォンは手段であることは明確です。その上で、編曲作品を演奏するにあたっては
原曲を(調性を含めて)尊重しつつ、サクソフォンで演奏する必然性を感じることができます。

サクソフォンの録音としては少々地味な響きではありますが、音楽の核心へしっかり踏み込んだ
聴き応えのあるアルバムとして、多くのクラシック・ファンの方に聞いていただきたいアルバムです。
  1. 2007/08/01(水) |
  2. 音楽|
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